みなさまごきげんよう。
七海です✨
年に数回起こる水星の逆行は、
特別なことではありませんが、
予期せぬ事態が起こりやすいタイミングです。
2025年は、特にどんなことに注意しておくといいか、
事前にチェックしておいてくださいね。
水星の概要
水星は、太陽系の中で最も太陽に近い惑星で、
占星術においては、太陽・月に続いて、3番目に生活に密着した天体です。
人間の成長においては、3歳から7歳くらいに体得することを表していて、
親や近所の人など、身近な人とのコミュニケーションや、
興味や好奇心からの学びと密接に関わっています。
生活の中では、人とのコミュニケーションやそれに関わる道具などを司ります。
自分の水星がどの星座にいるかによって、
自分が特に意識しなくても行えるコミュニケーションの傾向を見ることができます。
2025年の水星の逆行
2025年の水星の逆行は3回。
2025年7月19日〜2025年8月12日(獅子座)
2025年11月10日〜2025年11月30日(射手座→蠍座)
2025年の水星逆行の傾向と注意したいこと
いずれも火のエレメントの星座が関わります。
そして水のエレメントの星座も関わります。
水のエレメントは、人間の感情を司ります。
逆にやる気はあるのにうまくいかないと感じたり、
自分の内側と外側が一致しないと思うような状況になりがちかもしれません。
また、身近な人との感情的ないざこざも起こりやすく、
本当に些細なすれ違いが大きなケンカにつながってしまうこともあるかもしれません。
時には気合いなど、精神論的なものが必要になるかもしれません。
特に自分がイライラし、相手もイライラしているタイミングなので、
人との関わりは丁寧に、慎重に、いつも以上に相手を尊重する気持ちを持つようにしておくと良いでしょう。
2025年3月16日〜2025年4月8日(牡羊座→魚座)
さらに魂を燃やすような強い衝動性を持つ星座ですので、
基本的には思いついたことはすぐにやってみるみたいな星座です。
その牡羊座で水星が逆行するので、思いついたのになんとなく進まないなと言うことが増えるかもしれません。
一方で、牡羊座独特の衝動性と創造力は周りの人をあまり顧みない部分がありますが、
逆行の時期は自分の思いつきより他の人のことを意識できることもありそうです。
この時期に思いついたことはすぐに実行するのではなく、
まずは他の人にシェアしてさらに膨らませるタイミングかもしれません。
水星の逆行中に起こりがちなコミュニケーションのエラーが起こると、
「どうしてわかってくれないの!?」という気持ちが湧くかもしれません。
その気持ちは自分だけでなく相手も思っていることなので、
「わかってもらえない」感覚を持っている状態ではますますうまくいかなくなってしまいます。
この時期はコミュニケーションのエラーが起こるものとしっかり意識した上で、
いつもより冷静に、人とはいつもよりほんのちょっと距離をとっておくと良いかもしれません。
2025年7月19日〜2025年8月12日(獅子座)
そんな獅子座で起こる水星の逆行は、「なんとなく自信が持てない」そんな気持ちが
湧いてしまうかもしれません。
一つの方法としては、無理にでもいつも通りに行動していくことでいつもの自信は戻ってくるのですが、
この時期は、「いつものこと」のメンテナンスに当てるのも良さそうです。
自分のことを信じることはとても重要ですが、
過信してしまったり自分だけが正しいと思い込んでしまうのは危ういことです。
自分の感覚は自分にとっては間違いないことであっても、自分のことを信じて進むためにも、
一旦立ち止まって確認してみる時間も必要です。
当たり前と思うことほど、一つずつ確認し、より良い状態にする機会としましょう。
2025年11月10日〜2025年11月30日(射手座→蠍座)
射手座は、火のエレメントの中でも高い志を表す星座ですので、
そんな射手座で水星が逆行すると、他の人と比較して自分を疑う気持ちがでてきたり、
自分の価値が揺らいでしまうような気持ちが湧いてくるかもしれません。
他の人はもっとできるのに、とか、こんなこと誰にでもできるし、とか、
いつもなら気にもしないような比較をしてしまうこともあるかもしれません。
もちろんこの時期だからといって自分の価値が揺らぐことはありません。
単に自分が「そう感じているだけ」です。惑わされないようにしましょう。
蠍座は、水のエレメントで何かを追求することを得意としている星座です。
水のエレメントは感情を司りますので、身近なコミュニケーションを司っている水星逆行の影響を受けると
いつもならなんてことのないやり取りがケンカに発展してしまったりすることが多くなります。
特に蠍座の時期だと、ちょっとした行き違いがあった相手に対して、あの時のアレも嫌だったこれも嫌だった、
そういえばこんなことがあったなどなど、相手に対しての溜まっていた感情がどんどん出てきてしまうかもしれません。
溜まっていた感情は自分で自覚することは大切、相手に伝える必要はないということを知っておいてください。
相手との関係性を大切にしたい場合は、自分の内側のマグマのような感情は自分自身で発散して、
相手にぶつけないように意識しておきましょう。
その時期に感じることはその時期だけのチャンス
時間を覚え間違えたり、予定を忘れたり、急に電車のダイヤが乱れたり、特に珍しいことではありません。
これっていつでも起こることで、誰でもしてしまうしされてしまうことです。
単に嫌なことが起こった、気分が下がったとだけ捉えるのではなく、
だからどうするかまで落とし込めると、人生のチャンスとなるかもしれません。
「初心に返る」「再度チェックする」などのタイミングとして使っても良いでしょう。