サビアンシンボル 牡羊座10度
教師が伝統的なイメージに対して新しい象徴的な形態を与える
A teacher gives new symbolic forms to traditional images.
「牡羊座6度」から「牡羊座10度」では、
世界に対してより理解を深めていきます。
牡羊座は、胎児〜人間がちょうど世界に誕生するタイミングを表します。
まずは世界を抽象的に捉え、全体に対して適応していきます。
抽象的な捉え方はさまざまな解釈を持ち、それをどう扱うかによって世界は大きく変わります。
牡羊座10度で登場する教師は、昔からあるイメージに新たな解釈を与えています。
教師は、自分の知識を他の人に与える職業ですので、
自分が学んだことを使って伝統的なイメージに対し、新たな形態を与え、
さらにそれを生徒たちに伝えていることでしょう。
伝統的なイメージとは、昔から続いているある種の定型のようなものですが、
その時代には良かった定型も、時代が変われば解釈が変わっていくものです。
ですので、時代によって伝統的なイメージも徐々に変化をしていくのですが、
教師は「新しい象徴的な形態」を与えています。
伝統に対して「これはもう古い」とか「これはいけない」と教えるのではなく、
別の捉え方を提示し、その象徴的な形態から、
自分自身と共に、生徒自身が現状に見合った新たな解釈を生むのを期待しているのかもしれません。
このサビアンワードを持っている人は
このサビアンワードを持っている人は、捉え方を変えて現状を変化させていく人かもしれません。
同じ出来事でも見方や捉え方を変えれば全く違ったものに見えてきます。
決まりきったことや慣れていることでも同じで、いつも同じだと思っていることでも、
気持ち次第で全く違ったことにすることは可能なのです。
そのために必要なのものは、自分自身の考え方だけです。
現状を変えようと思ったとき、多くの人は外側を変えようとして悪戦苦闘します。
しかしこのサビアンワードを持っている人は、自分の捉え方の方を変えて、
他の人とは違った突破口を易々と見つけられそうです。
逆に、いつもみんなと同じように、同じ捉え方で、という環境は苦しく感じるかもしれません。
その状況すらも捉え方次第で改善できることを忘れないようにするとよさそうです。