みなさまごきげんよう。
七海です🌊
コメダ珈琲の人気メニューカツパン。
大きさが話題になりがちですが、私としてはカツの柔らかさを推したい一品です。
厚みもあってサクサクしているのにとっても柔らかいんです。
すごくどうでもいいのですが、この日のカツパンは切り方が個性的すぎて、
上下のパンのサイズがすごく違ってちょっぴり食べにくかったです。そんな日もある。
2023年10月29日5:23に牡牛座の満月です
明け方の満月です。
6時過ぎに日の出ですので、満月と太陽が入れ替わるように見えるタイミングです。
また、明るくなる前には、満月の隣には一際輝く木星も見えるでしょう。
牡牛座、満月、木星と、さまざま意味での「豊かさ」を意識させるタイミングです。
私たちは豊かになっているのか?
ニュースを見ていると、人生について閉塞感を感じている人が多いように感じます。
物価が上昇する、エネルギー料金が上がる、税金が上がるなどなど、
支払う量がどんどん増えていることに対して、ネガティブな意見を多く見受けます。
さて、現状は過去と比べて豊かになっているのでしょうか、貧しくなっているのでしょうか。
50年前と比べればもちろん、30年前と比較したって、
便利な家電もサービスも増え、さまざまなことが進化し、
社会の中での考え方も多様になり、与えられる選択肢は増え許容されることも増えています。
「平均的な収入が増えないのに平均的な支出が増えているから貧しくなった」という考えも一つあるのですが、
平均の数字を見ているだけでは見えてこない豊かさが、
世の中にはたくさんあるはずなのです。
「豊かさ」を意識した時、「お金」に意識が行きがちですが、
使うお金の量が増えているということは、それだけ代わりに手に入れているものも増えているのです。
手に入れているものが何かは、もしかしたらしっかり意識しないとわからないかもしれません。
豊かさを「金銭」の軸以外で考えてみると、別の世界が見えてくるかもしれません。
数字で見えるもの見えないもの
例えば「36℃」といった場合、
体温なら平熱、
気温なら暑い日、
お風呂なら結構ぬるめ、
コーヒーなら冷めている、と、
同じ36℃という温度でも、状況によって感じ方はずいぶんと変わります。
数字は、主観を客観に変えて、他者と共有できる情報にするためにはとても大切なものです。
しかし、数字って万能の軸に見えて、実は見る人によってずいぶん違ったものにもなるのです。
単に「36℃はあつい」といった時、
何についての「あつさ」なのかを確認しないままに、
話を続けてしまうことも多くあります。
ある人は気温の話をして、ある人は体温の話をして、ある人はお風呂の温度の話をしているのに、
36℃はあついのかどうなのかを話し合ってしまうのです。
当然これは極端な話ではあるのですが、
数字を使って話をしていると、このようなことが実はよく起こっているのです。
世間に流れている情報でも、同じことは起こります。
その情報は、本当は何を表していているのでしょう。
情報を自分で選ぶ
根拠のあるデータですと言われたり、
有名大学のデータですと言われたり、
みんながそうだと言っていることだったり、
多くの人間はそう言った「裏付けがありそうなデータ」を信じてしまいます。
しかし、それは本当に自分の人生に即した、そして必要なデータでしょうか。
「36℃はあつい」と言われて、当然気温の話だと思っていないでしょうか。
もしかしたらこれは体温の話かもしれないし、お風呂の温度の話かもしれません。
さて、私たちの生活は、豊かになったでしょうか、貧しくなったでしょうか。
貧しくなったと思っていると、貧しくなったというデータばかりが目につくかもしれません。
逆に、豊かになったと思っていると、豊かになったというデータを見つけることになるでしょう。
そしてデータを受け取ることによって、自分の感覚をより強めていくのです。
私たちは無意識に、自分の考えを強化する情報を集めます。
世界に溢れている情報のほとんどは、自分の考えが正しいと示してくれる指標ではなく、
自分がどう考えているかを知らせてくれる指標なのです。
現在、情報はただただ流されていて受け取るものではなく、
自らの意思で選んで受け取ることができるものです。
私たちの人生は豊かになっていっているでしょうか、貧しくなっていっているでしょうか。
選びたい道の情報を意図的に受け取ることも時には必要なのです。
私たちに豊かさを気づかせてくれる、そんな満月です。