サビアンシンボル 牡羊座9度
水晶を凝視する人
A Crystal gazer.
「牡羊座6度」から「牡羊座10度」では、
世界に対してより理解を深めていきます。
牡羊座は、胎児〜人間がちょうど世界に誕生するタイミングを表します。
まずは世界を抽象的に捉え、全体に対して適応していきます。
適応するにつれ、世界をより広くより深く見るようになります。
牡羊座9度で登場する水晶を凝視する人は、水晶占いをしている人、
丸くて大きな水晶玉を覗き込んでいるイメージです。
水晶玉をじっくりと覗くことで、本来なら今ここで知ることのできないことを知ることができます。
水晶玉が映し出すものは、ただ表面的なものだけではなく、
集中し、凝視することで、より本質に近づきより深いことを観察することができ、
物事の全貌までも理解することができるようになるでしょう。
水晶玉をただ見ているだけでは、真実を見ることはできないかもしれません。
全てを知る意思を持って洞察していくことで、初めて本質が見えてきます。
水晶玉と向き合うとき、自分が持つ全ての能力や感覚を使うことにもなるでしょう。
水晶占い師は物事の「その場」には存在しません。
離れた場所から物事を観察し、観測している存在です。
世界に対し、当事者ではなく、傍観者、観測者として存在しているのかもしれません。
このサビアンワードを持っている人は
このサビアンワードを持っている人は、勘や観察力が強く、真実を見抜く力を持っていそうです。
いわゆる霊感があると思われることも多く、スピリチュアルな世界に興味を持つことも多いかもしれません。
また、物事の全体像を捉えるのが上手であるため、法則やパターンを掴むの早く、
物事そのものよりも、その法則を解明することに夢中になることもありそうです。
研究者のように深く突き詰めていくことで、さらに興味が湧くものを見つけられるでしょう。
ただし、物事を自分ごとしては捉えず、常に傍観者の立ち位置を望む傾向がありそうです。
出来事の全体像を眺めながら、その理由を解明しようとしたり、未来を予想したり、
全体からは一歩離れた立ち位置を好むかもしれません。
一人でじっくり考えられる環境が、最もパフォーマンスを上げてくれそうです。