【サビアンシンボル】女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く【牡羊座1度】

サビアンシンボル詳細　牡羊座1度

占星術で使われるホロスコープの最初に位置しているのがこの「牡羊座1度」で、
12星座のスタート地点です。

占星術において牡羊座は、胎児〜人間がちょうど世界に誕生するタイミングを表します。
そして牡羊座は、集合意識から飛び出した直後で、
「自分」という存在を強く認識し理解する星座ですが、
その最初の5度までは、新しい世界で新しい自分自身を認識しつつ、
まだそこに適応はできていない状態を表します。

牡羊座最初のキーワードである「女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く」の
「水」は海、つまりは集合意識を表していて、
自ら出てきた女性は自我の意識、アザラシは動物的な本能や無意識を表していると言えます。

女性はあたらしい世界へと飛び出した直後で、右も左もわかりません。
まだ完全に新しい世界に馴染んでおらず、ぼんやりと世界を眺めているような状態で、
共に水からあがったアザラシに抱き抱えられています。

生まれたばかりの子供のように、何もわからない状態であり、
無限の可能性も持っています。
受け身な部分を多く持ちつつも、無意識に守られながら、
自分自身を確立していくことになるのでしょう。

このサビアンシンボルを持っている人は、人間として地上での体験を楽しみにしている人かもしれません。
全てのタイミングで新しいものを見つけ、興味のままにそれを手にし、体験を増やしていきそうです。

結果が目的ではなく、体験そのものが目的で、
目新しいことにどんどんチャレンジして楽しんでいくでしょう。

最初から目的を設定してそこに進んでいくのではなく、
自分の直感に従うことで、新たな道がひらけていくでしょう。