年に数回起こる水星の逆行は、
特別なことではありませんが、
予期せぬ事態が起こりやすいタイミングです。
2026年は、特にどんなことに注意しておくといいか、
事前にチェックしておいてくださいね。
水星の概要
水星は、太陽系の中で最も太陽に近い惑星で、
占星術においては、太陽・月に続いて、3番目に生活に密着した天体です。
人間の成長においては、3歳から7歳くらいに体得することを表していて、
親や近所の人など、身近な人とのコミュニケーションや、
興味や好奇心からの学びと密接に関わっています。
生活の中では、人とのコミュニケーションやそれに関わる道具などを司ります。
自分の水星がどの星座にいるかによって、
自分が特に意識しなくても行えるコミュニケーションの傾向を見ることができます。
2026年の水星の逆行
2026年の水星の逆行は3回。
2026年6月30日〜2026年8月12日（蟹座）
2026年10月24日〜2025年11月30日（蠍座）
水星の逆行の時期は、機器のエラーとコミュニケーションについて予想外のことが起こりやすい時期です。
事前に知って注意しておくことで、予期せぬトラブルを回避したり、
トラブルが起こってしまっても、致命的なことは避けることができます。
人から誤解されやすい、勘違いされてしまうということが起こりやすい方は、
特にチェックしておくと、不要なトラブルを避けられそうです。
2026年の水星逆行の傾向と注意したいこと
2025年の水星の逆行は、
いずれも水のエレメントの星座で起こります。
水のエレメントは、人間の感情を司ります。
そこに水星の逆行のエネルギーが加わるイメージです。
なんだか急にやる気が出なくなったり、
逆にやる気はあるのにうまくいかないと感じたり、
自分の内側と外側が一致しないと思うような状況になりがちかもしれません。
また、身近な人との感情的ないざこざも起こりやすく、
本当に些細なすれ違いが大きなケンカにつながってしまうこともあるかもしれません。
「今はそういうタイミングなんだ」と理解して注意しておくことと、
時には気合いなど、精神論的なものが必要になるかもしれません。
特に自分がイライラし、相手もイライラしているタイミングなので、
人との関わりは丁寧に、慎重に、いつも以上に相手を尊重する気持ちを持つようにしておくと良いでしょう。
2026年2月26日〜2026年4月8日（魚座）
魚座は、水のエレメントの中でも、特に強い共感性を表す星座です。
誰かと気持ちを分かち合ったり、全体の中に溶け込むようなエネルギーを持っています。
その魚座で水星が逆行するので、人との気持ちのすれ違いが起こりやすかったり、理由もなく孤独を感じたりすることがありそうです。
相手の何気ない一言で必要以上に傷ついてしまうことがあるかもしれません。
相手には傷つける意図はありません。
叩かれたと感じるかもしれませんが、相手はちょっと触っただけです。
心を強く持っておきましょう。
また、逆に自分の何気ない一言が相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。
相手が非常に繊細で敏感になっている状況だから、そっと触れただけだったのに刺されたと反応されているような感じです。
いつも以上に言葉に気をつけるとともに、誤解されたと感じたらすぐに謝ってしまいましょう。
この時期の感情的ないざこざはある種仕方がないことなので、後に引き摺らないように意識しておきましょう。
2026年6月30日〜2026年8月12日（蟹座）
蟹座は水のエレメントの中でも、積極的に人と関わっていく質を持っています。
誰が何を感じているのかを知りたい、自分が感じているものを知ってもらいたい、そんなエネルギーを持っています。
そんな蟹座で水星が逆行しますので、なんとなく伝わらないこと、相手のことがわからないこと、そして自分がみんなから浮いているように感じるようなことが増えるかもしれません。
みんなと同じように楽しめていないような気がしたり、自分は楽しいけれど他の人は実は違うんじゃないかという感覚に襲われたり、いつもなら気にならないようなことが、過剰に気になってしまうかもしれません。
みんなと同じ感情を感じたいと思いがちな時期ですが、まずは自分が楽しめているか、自分の感情をしっかりと感じ、他の人の感情は他の人のものだと割り切る感覚が必要になるかもしれません。
水星の逆行の時期は、みんなが同じように感じています。
周りには意識を配りつつ、いつもよりも「自分の楽しさ」を積極的に伝えるようにすることで、周りと調和できるでしょう。
2026年10月24日〜2025年11月30日（蠍座）
蠍座は、水のエレメントの中でも一つのことを追求していくエネルギーを強く持っています。
相手が何を思っているのか、裏の裏まで知り尽くしたい、そんな欲求を持っています。
その蠍座で水星が逆行すると、相手のことに対して知りたいという欲求が強くなり過ぎてしまったり、逆にわからないから最初から近づくのをやめようと考えてしまったり、人との距離の取り方が難しく感じてしまうことがありそうです。
蠍座は嫉妬深さや執念深さのような部分とも関わりが深い星座ですので、この期間は特に恋愛的な事情には注意が必要かもしれません。
相手の気持ちを聞くことや、お互いの気持ちを話し合うのは大切なのですが、あまりに熱がこもりすぎると、相手は怖く感じてしまうかもしれません。
相手の発言や行動には、相手なりの理由と理屈があります。
自分に理解できなかったとしても、そうなのです。
コミュニケーションを取るのは大切ですが、節度を持つのが大切な期間となりそうです。
その時期に感じることはその時期だけのチャンス
水星の逆行の時期は、思い込みによる誤解や勘違いが生まれやすいタイミングです。
時間を覚え間違えたり、予定を忘れたり、急に電車のダイヤが乱れたり、特に珍しいことではありません。
これっていつでも起こることで、誰でもしてしまうしされてしまうことです。
ですのでそんなに恐れることではありませんが、
この時期はいつもよりそういう出来事が多いから注意しておこうという気持ちは大切です。
2026年は、水のエレメントでの水星の逆行が起こりますので、
コミュニケーションには注意が必要です。
相手の気持ちを勝手に決めつけて誤解してしまったり、なんとなく孤独を感じたり、周りに溶け込めていない感覚を持ってしまったりもしそうです。
そして、水性の逆行の時期はみんなが同じように誤解をしやすい時期なので、いつもなら言わなくても聞かなくてもわかるというようなことも、しっかり丁寧な言葉で確認すると良さそうです。
誤解を生みやすい時期だからこそ、気をつけることで相手との関係性を深めることも可能です。
事前にチェックしておけば、ちょっとした気持ちの変化はチャンスに変わります。
2026年も素敵な水星逆行のタイミングを楽しみましょう。
星座のエレメントについて
