2024年11月16日牡牛座満月：五感で感じる豊かさ、安定と成長のサイクルへ
五感を研ぎ澄ませ、豊かさを満喫する時
2024年11月16日21時29分、牡牛座で満月を迎えます。秋も深まり冬の気配が強まる時期、思っているよりも体が冷えています。そういう日には、温かいものを飲んでホッとしたり、毛布にくるまってホッとしたり、逆に外のひんやりした空気でスッキリりしたり、日常の中にちょっとした癒しが散りばめられています。
牡牛座は、五感、安定、物質的な豊かさを象徴するサインです。今回の満月は、五感を研ぎ澄ませ、自分自身が何を感じているかに意識を向けることで、人生の豊かさを満喫する機会を与えてくれるでしょう。
自分自身が感じている心地よさ
今回の満月は、牡牛座の月が蠍座の太陽と向かい合います。牡牛座は「自分自身が感じているもの」に対してとても忠実です。
例えば流行っているものに対して、周りの人が「流行っているから」と飛びつく中、牡牛座はそれが自分の好みであるかどうかを吟味し、好みじゃないなら流行っていても目もくれないし、自分が気に入ったものであれば、流行りが去ってみんなが目もくれなくなっても、いつまでもそれを好む、みたいな感じです。
そのベースにあるのが「自分の感覚」であり、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のいずれかで、他の人がどうであれ、自分が心地よいとかこれが好きだと感じられるかどうかです。
それに対して蠍座は、気になったことに対して徹底的に追求することを得意とする星座です。今回の満月では、牡牛座が感覚的に「なんか好きだな」と感じることに対して、蠍座が「なぜ好きなのか」「どう好きなのか」を探究するエネルギーが加わります。
自分は「これ」のどんなところが好きなんだろう。どうして好きなんだろう。この部分を理解することで、自分が「心地よい」「好きだ」と感じるものがどんなものなのか、全体像を理解することができるようになります。
なんとなく漠然と好きと思っていることを、より細かく分析し「自分はこういうのが好きなんだ」という核心みたいなものを捉えると、何を選ぶときにもその核心を中心に選ぶことができるようになり、迷うことや悩むことを減らすことができそうです。
そしてその「好きの核心」の先には、物質的・精神的な豊かさが広がっていそうです。
我慢していることも深掘りする
また、意識を向けている場所によっては、自分は「これ」の何が嫌なのかを追求することになるかもしれません。
単に「会社に行くのが嫌だ」ではなく、会社の何が嫌なのか、業務内容なのか、人間関係なのか、起きて出かけるのが嫌なのか、道中が嫌なのか、会社の建物や設備が嫌なのか、そしてどうしたら心地良くできるのか、追求するのです。
仕事以外にも、親が嫌だ、伴侶に不満がある、子どもが理解できないなど、身近な人に対しての感覚も、この機会に対して深掘りしておくと良さそうです。
例えば、
親の小言がうるさくて嫌だとしたら、どうして小言が嫌なのか、どうして親の発言を「小言」だと思うのか、とか、
配偶者のこの行動が嫌だとしたら、どうしてその行動が嫌なのか、配偶者以外の人の同じ行動をどう思うのか、とか、
さらには自分はどうしてそれを嫌だと感じるのか、深く深く探究してみましょう。
ポイントは、「相手が永遠にそのままだとしたら、自分はどう思うか、どうしたいか」です。
「相手がこうしてくれたら、こう変わってくれたら問題は解決するのに」
そんな思考が浮かんだら、「相手は絶対に変わらないとしたら、自分はどう思うだろう」と自分に問いかけてみてください。
秋の時間、お風呂などにゆっくり浸かりながら、普段自分は何を感じ、何を我慢し、何を諦めているか、
そしてどうしてそれを受け入れて我慢し続け、諦め続けているのかをしっかりと見つめ直してみることで、
人生の違う側面が見えてきそうです。
具体的な行動で、豊かさを育む
今回の満月は、精神的な豊かさを満喫することで、物質的な豊かさも育っていきそうです。
美味しいものを食べたり、好きな音楽を聴いたり、美しい景色を見たり、とにかく自分が好きだと思うものと関わる時間を増やすことで、自分の中の「豊かな感覚」が育っていきそうです。
もちろん、お化け屋敷やゾンビ映画が好きならそれでもいいし、激辛なものが好きならそれを楽しんでもいいでしょう。他の人がどう思おうと、自分が好きで、「関わっていると満たされるもの」に時間を使うと良さそうです。
日常の比重を「好き」に傾けるため、整理できる部分もあるかもしれません。
例えば、一人で好きな映画を楽しむために、今はもうあまり気が合わなくなった人たちとの約束は断るとか、欲しかったものを買うために、なんとなく惰性で継続していたサブスクを解約するとか、好きなことをするために、一時的に仕事を増やすとか、そういうこともあるかもしれません。
日常の中で「好きだから選んでいる」「好きだからやっている」を少しずつでも増やしていくことで、精神的な豊かさはもちろん、物質的な豊かさにも繋がっていきますので、毎日少しずつ取り組んでいくと良いでしょう。
まとめ
今回の満月は、牡牛座らしく「好きだから」がエネルギー源です。
ほんの少しでいいので、毎日の中に「好き」を感じられるようにしていくことで、豊かさはどんどん育っていきます。
毎日の少しずつは、時間が経てばどんどん大きくなっていきます。
好きに囲まれる心地よい生活は、自分自身で作ることが誰にでも可能です。好きに意識を向けて、望ましい人生を歩んでいきましょう。
