みなさまごきげんよう✴️
七海です🏝
ハワイで食べたアサイーボウル。
下に敷いてあるメニューががっつり日本語でハワイ感が低い(笑)
よーく見ると、料金がドルです。
裏側は英語表記だったので、日本人がたくさんくるお店だったのでしょう。
注文した時、一緒に名前も聞かれて、え?名前???と思いつつ伝えたら、
アサイーボウルが出来上がった時、名前を呼ばれました。
日本だと○○を注文のお客様〜みたいな感じが多いと思うのですが、
こういうちょっとした文化の違いがとても楽しいなと思いましたとさ。
「専業主婦」という人生設計について
人気の人生設計「専業主婦」。
人の話を聞くお仕事をしていると、
・専業主婦になりたい
・専業主婦だけどなんとかしたい
という、両方のお話を聞くことができます。
専業主婦になりたい人は多いんだけれど、
専業主婦になったあと、状況を変えたいと思う方も多い、
そんな印象を受けています。
今日はそんな、専業主婦について。
専業主婦をオススメしないワケ
私は、専業主婦になること自体には反対はしませんし、
専業主婦を目指すことは否定はしません。
もちろん専業主婦は素晴らしい人生の選択だと思いますが、
漠然と専業主婦になりたいなぁくらいの方には、
あーーーーんまりオススメはしていません。
人生の選択肢が狭まる可能性があるから
です。
オススメはしないだけで、否定するわけではありません。
これは結婚した人たちで決めれば良いことでしょう。
なのですが、
これがないと生きていけない(夫がいないと生きていけない)
という状況は、
人生を難しくするポイントだということは、
押さえておくことをオススメしています。
私が受ける相談で一定数あるのが、
離婚したいけれど、離婚したら生活できない
です。
実際はそんなこと全然ないのですが、
不安感からそんなことを思ってしまうのも仕方がないことかもしれません。
人生の可能性を狭めてしまっている言葉ですね。
夫や結婚生活に対して、無限に愚痴は出てくるのに、
そこから脱却する方法は一切思いつかない、
そして、自分から行動を起こす気もない、
そんな人たちは、案外たくさんいます。
それはそれでいい人生だと思いますが、
一方で、本当に結婚生活から絶対に脱却したいと思っていても、
難しいと感じてしまう、無理だと思ってしまう、
そんな方達もいるわけです。
理由は、自分だけでは生活できないから。
離婚したとしたら、それはそれで絶対になんとかできるのですが、
その勇気が出ない、未来が見えないという状況ですね。
なぜそう思ってしまうかの理由は、
能力も経歴も容姿も年齢も実は関係なくて、
「今」自分(と子どもたち)の食い扶持をどうにかできると思えるか、なんです。
自分の食い扶持を持っているかどうかって、
自分が能動的に人生の選択をするための大きな要素です。
なので、専業主婦になりたいのであれば、
専業主婦になった後、
万が一、なんか違うなと思ったとき選択の幅を広げられるように、
いつからでも自立できるための状況は持っておいた方がよいでしょう。
自分の結婚生活はいつまでも順風満帆だ!と信じきるのもいいかもしれません。
だから、離婚だったり自立なんかを考える必要がないと考えるのもいいと思います。
それでもまあ、自分の人生の選択肢を増やすための調整、くらいの感覚で、
自分で自分の食い扶持を確保するとしたら、は考えておくといいんじゃないかと思います。
「いざという時のこと」を押さえた上で、専業主婦という人生設計を立てましょう。
「専業主婦」になる前に押さえておきたいポイント
専業主婦って、仕事として表現するならば、
夫や子どもや家族がより暮らしやすくするためにサポートする仕事って感じだと思うんですね。
規定の時間までにやらないといけないことがあり、
それに加えて、次々に横から入ってくることに対応して行くことが主な業務になると思うのですが、
結構適性が必要な内容だと私は思います。
自分のペースで作業を行いたい人には、結構ストレスがある流れですね。
また常に、複数の「合わせないといけない相手」がいるため、
非常に高度な柔軟性と機転が必要になるわけです。
と、結構高度な判断力を要求されるのですが、
サポートしている相手はそれを「当然のこと」と思っている場合が多くあります。
要は、非常に高度な柔軟性と対応力が必要なのに、
非常に評価されにくい仕事でもあるのです。
ですので、
誰かに合わせるのが得意、
誰かに合わせるのが好き
柔軟に変更することが得意、
臨機応変が得意、
誰かのために働くのが好き
評価や感謝は特になくても大丈夫
そんな感じの特性を持っている場合以外は、
専業主婦は予想よりも難しい可能性があることは頭に入れておいたほうがいいかもしれません。
それでも専業主婦を選ぶとしたら、
なぜ自分はそうしたいのかをきっちりと理解しておく必要があります。
自分の人生設計として、
積極的に人のサポートの徹することを選ぶのはなぜでしょうか。
専業主婦としてやりたいことはなんでしょう。
専業主婦になると、何を得ることができるでしょう。
もし、とても気の合う人たちと楽しく仕事ができるとしたら、
それでも専業主婦になりたいでしょうか。
どんな状況が理想的か、しっかりと描いておきましょう。
専業主婦になりたいなら押さえたい夫のポイント
「専業主婦になりたいから、夫の年収はいくら以上!」みたいなのを見かけますが、
これは一つの条件ではあるかもしれませんが、
これだけで相手を選ぶと、どえらいことになる可能性があります。
専業主婦になりたくて、夫を選ぶ場合の最大のポイントは、
「喜んで養うよ!」っていってくれる相手かどうかです。
そしてそれができるための具体的な能力も必要ですね。
もちろん、夫がそう言ったからそこにぶら下がって良しという話ではありません。
相手が「喜んで」自分を養うために働いてくれ、
自分も相手の生活がより快適になるように「喜んで」家庭を整えるのが、
良い関係性でしょう。
どちらも重要で、どちらも揃っているから充実した生活ができる感じですね。
この「喜んで」が非常に重要です。
このやりとりができる相手ならば、
例えば夫が何かしらの事情で働けなくなった場合でも、
そうなったら自分が頑張って支えようと喜んで思えるでしょうし、
逆に自分が動けなくなったとしても、
夫がきっと支えになってくれることでしょう。
お金を持っているからといって、
あなたを養いたいと思っていない人を夫にした場合、
「渋々養っている」→「養ってやってるのに」と進んでしまう場合があります。
お金を持っていても、使いたくないと思っている人もさほど少なくありません。
また、家事などに価値を感じていない、やってもらって当たり前の人の場合、
夫は、「自分だけが働かされている」
「自分だけがお金を取られている」と感じてしまう場合もあります。
自分が専業主婦になりたいのなら、
金銭的な部分だけでなく、家事に対する価値観などもすり合わせをし、
相手にはどんな暮らしが理想なのかをしっかりと描き、
自分の理想と相手の理想を確認した上で、
喜んで、専業主婦と結婚したいという人を選びましょう。
夫の側から「専業主婦になってほしい」と言われる場合もありますが、
その場合は、より一層すり合わせが重要です。
夫はなぜ、専業主婦を求めているのでしょうか。
その求めている理由は、あなたの理想と一致しているのでしょうか。
その理由は、
妻を閉じ込めたい、自分に逆らわないようにしたいなどの場合もあるのです。
妻の側は「無料の家政婦と扱われている」、
夫の側は「お金だけを奪われている」、
そんな風に思いながら人生の残り時間を過ごすことにならないように、
事前にしっかりとお互いの理想と求めるものを確認しておきましょう。
ポイントは依存をどう扱うか
私がご相談を受けるケースで多いのは、
「離婚したら一人では生活できない(子どもを育てられない)」
みたいな心配です。
私個人としては、皆さん才能のある素晴らしい人なんだし、
必ず道は開けるのだから、
長い人生の中、辛い思いや嫌な思いを抱えながら生活するなら、
もっといい状況を自分に作ってあげたほうがいいと思います。
かといって、未来にある不安を全部取り除くことはなかなか難しいので、
結局のところ、どこかのタイミングで勇気を出して何かしらの決断する必要はあります。
お金については、働いている方でも迷いが生じることなのに、
専業主婦であるなら、余計にこの部分は問題になるでしょう。
もちろん、離婚の心配なんてしなくていいならそれに越したことはありませんが、
万が一そうなったとき、
「どうにもならないから我慢するしかない」という選択肢しかないのは、
非常に苦しい状態です。
例えば、両親に頼ることができる場合、ちょっと気が楽になりますよね。
公的な援助を受けられるとわかっても、やはりちょっとは気が楽になります。
そしてさらに、自分自身の力でどうにでもできるという感覚があれば、
自分及び周りの人たちの今後の人生のために、
ちょっと勇気を出した選択もしやすくなると思うんです。
夫だけがよりどころだと、離れるのは難しいけれど、
親もよりどころ、公的なものもよりどころ、
そして何より自分自身が自分にとってのよりどころになることで、
人生に対する感覚が変わってくるんです。
「なんとかなりそう」と思えるなら、
なんとかできるように動くことができるかもしれません。
いつでもどうにかできるから、もう少し待ってみよう、そんな感じで
同じ状況でも余裕を持って対応できるようになるかもしれません。
「これがないと生きていけない」の感覚は、人生の選択肢を狭めます。
また、「自分にはできない」の感覚は、自分自身から人生の選択肢を奪います。
自分自身が自分のよりどころになるために、
「自分(と家族)の食い扶持くらいいつでもなんとかできる」の感覚はいつでも持っておけると、
人生の選択肢は格段に増えるんです。
「自分が本当に求めているものは何か」
専業主婦になることを元にお話ししてきましたが、
多分多くの方の本当の目的は「専業主婦になること」ではないでしょう。
本当に求めているものの手前に「専業主婦」という状況があるんです。
さて、自分自身の本当の目的は一体なんでしょうか。
専業主婦になって、したいことはなんでしょう。
何をどう感じたいのでしょう。
または避けたいことはなんでしょう。
しっかりと意識しておくと、より自分の望みが明確になるかもしれません。
心から愛せる人に出会ったら、
その他の条件なんてどうでもよくなるかもしれないし、
専業主婦じゃなくてもよくなるかもしれません。
相手の快適な暮らしのためにもっと最高の専業主婦になりたいと思うかもしれません。
自分が万能で、世界から求められるスキルを持っていたとしたらどうでしょう。
そうだとしたら、それでも専業主婦を選ぶでしょうか。
私個人としては、自分の食い扶持を持たない状態になるのは、
積極的にオススメはしていません。
それでも、専業主婦が本当に自分の理想の人生ならば、
自分の理想に向かってください。
その際は、ぜひ相手の人生も最高になるように理想を描いてくださいね。
そして、それは自分が望んだことであることをしっかりと意識しておくといいですね。
意識して自分が望んで創り上げた世界ならば、
万が一望む状況が変わったとしても、きっとどうにかなるんです。
お互いが最高になる暮らしが描ければ、きっとその理想は叶います。
最高に理想の人生に向けて、どんどん進みましょう。
で、お知らせです。
例えば私の場合、「いざとなったら、占いもっとやろう」とか「デザインの仕事しよう」とか、
「ライターの仕事とってくるか」とか、これまでに培った汎用性高めのスキルのおかげで、
どんな状況でもなんとかなることを知っています。
この感覚って一朝一夕で身につけるのは難しいかもしれませんが、
なんとかできるの感覚を養うために、資格を取ってみるっていうのはアリなんじゃないかと思います。
どんな資格でもあればいいってことではありませんが、「自分にできること」を増やすのは、
いいんじゃないかな〜と思いますよ。
というわけで、アサイーボウル見ていたら、またハワイ行きたくなったのであります。
私は、ハワイにさほど特別感は感じなかったのですが(どこ行ってもそんな感じだけど)、
あの場所でしか感じられない独特の匂いは、たまに思い出して行きたくなります。