2025年蟹座の満月のエネルギー予報

2025年1月14日蟹座満月：感謝と絆のベースを整える

感情の波に乗り、心の奥底へと深く潜る

2025年1月14日7時28分、蟹座で満月を迎えます。蟹座は、家族や故郷、感情などを象徴する星座です。

今回の満月は、あなたの心の奥底に隠された感情に光を当て、より深く自分自身と向き合う機会を与えてくれます。
日頃心の奥底に隠れていた感情が解放され、人間関係や自己成長の大きなきっかけとなるでしょう。

一番身近な人との関係性

蟹座の満月では、月は蟹座に、太陽は山羊座に滞在します。
この蟹座と山羊座の関係は、家族の中のお母さんとお父さんと言われます。
現代では「お父さんの役割」「お母さんの役割」が明確に分かれなくなってきていますが、誰がやるかは問題ではなく「外で活動する・外側とのやり取りから内側を守る」「内側の状態を整える」の2つの役割は普遍的に必要な役割です。

例えば狩りに行くとして、狩りには命の危険が伴います。そんな状態での「安心して休息できる場所」の存在は非常に重要です。万が一危険になったとしても怪我をしたら戻れる場所、危険だと思ったら引き返せる場所があるとわかっているのは心の余裕につながり、狩りの成功率も生存確率も上げることができるでしょう。

現代でもそれは同じで「安心して休息できる場所」があることで、外の世界へ飛び出して行くことができるのです。
狩りの時代は主に身体の安全ですが、現代では主に精神の安全が守られる場所が必要なのです。
そして今も昔も変わらず最も基本的な「安心して休息できる場所」が家や家族です。

なのですが、一番身近だからこそ家族関係は難しい部分が多くあります。
折り合いが悪い、仲が悪い人たちもいるかもしれません。

ただ、その折り合いの悪さの原因も「家族だから」であることが多くあります。
近所のなんとかさんの息子が何しようとどうでもいいけれど、自分の息子だとそうは思えないとか、
友達のお母さんから言われても気にならないことが、自分のお母さんから言われると腹が立つとか、
「家族だから」なぜか別の人とは違う感覚が湧いてくるって誰にでもあるんじゃないでしょうか。

自分が相手を「家族」だと思っているからこそ湧いてくる特別な感覚。
その源泉はなんなのでしょうか。

この満月は、自分の才能を使って世界に羽ばたいて行くために、土台を整えるタイミングなので、
自分が「家族」に対して思っていること、感じていること、ついついやってしまうことを洗い出してみると良さそうです。

もし本当に自分の「家族」が毒の沼であるなら、見切りをつけるタイミングかもしれません。
でも、毒の匂いだと思っているものは、もしかしたら温泉特有の硫黄の匂いかもしれません。外に出てみることで、その温泉の薬効に気づけるかもしれません。

家族に対して納得いかない部分があるとしたら、もし全く関係のない人が同じことをしたらどう思うか、考えてみると良いでしょう。

親に対して、子に対して、兄弟に対して、お互いに対等の人間であると心の底から思えるようになった時、安心の休息地はまた一段安心度を増してくれそうです。

ここから先の大きな変化について

昨年11月に冥王星が山羊座から水瓶座に移行しました。ここ数年行ったり来たりしていましたが、ここから先は当分の間水瓶座を運行します。
そして2025年は、冥王星に続いて土星、天王星、海王星も星座の移行を行います。
これだけの短い期間に、地球から遠い4つの星が星座の移行をするのは比較的珍しいタイミングです。

こういうタイミングは、大きな変化が起こりやすく、また予想外のことも起こりやすいと言われています。

2025年も年始から世界各地で様々なことが起こっていますが、何かをきっかけに今までとは違った大きな動きがある可能性があります。

これは世界情勢だけでなく、個人の生活でも同じです。
ふとしたきっかけでこれまでの人生では想像もしていなかったことが起こるかもしれません。

SNSが発達した現在、様々な意味で「一夜にして有名人になる人」を見ることも珍しくはなくなってきています。
そういったことが自分にも起こるかもしれないのです。

それを好機と捉えるか危機と捉えるかは自由です。

ただこう言った機会は、意図して起こせるものではなく、偶発的に起こってしまうことがほとんどです。
何をきっかけにして起こるかわかりませんが、起こった出来事への対応が最も重要です。
「何が起きても大丈夫」と思える心を作っておくと良いでしょう。

ちなみに、例えばSNSで悪い意味で有名になってしまうのが怖いと思ったら、SNSは控えておくのがいいでしょう。

心の奥底に眠る感情に意識を向けてみましょう

今回の満月は、感情を揺さぶり、心の奥底に隠されたものを浮き上がらせてくれるはずです。
感情は個人の人生における「安心して休息できる場所」です。自分の感情との関わり方を整えておくことで、より安心して人生を楽しむことができるようになるでしょう。

いつもは心の奥底にしまっている感情がでやすいタイミング、つまりは「感情的ないざこざ」が起こりやすい時期です。
悲しくなったり辛くなったり、逆に相手をこんなに大切に思っていたと気づいたり、様々な感情が湧き起こりそうです。
忙しく暮らしているとその感情を振り払っていかなくてはいけない状況もあるでしょう。

しかしこの満月の期間は、例えばお風呂、例えばトイレでもいいので、一息ついて自分の感情と向き合う時間を取ることがおすすめです。

あーイライラしているなとか、あーなんだかいい気分だなとか、湧いてくる感情を第三者のような視点で見てみましょう。理由も原因も探す必要はありません。単に「そう言う気持ちがある」を認めるだけです。

そんなことになんの意味が？と思うかもしれませんが、こういったちょっとしたステップが、心の成長と新たなスタートをもたらしてくれます。自分の感情と向き合い、受け入れることで、あなたはより豊かな人生を送ることができるはずです。

安心はいつでもすぐそばにある