2025年冬至 射手座さんへの高次元メッセージ
新しい言語を学びたいと思った時、学ぶ方法はたくさんあります。
いきなりその言語しか使えない環境に身を置くもよし、その言語しか使えない友人や恋人を作るもよし、好きな映画や本を参考にするもよし、教材や教室などを使うもよし、己に合った方法を考えるのが、最も効率が良いかもしれません。
なのですが、多くの人が見落としがちなのが、「なぜその言語を学びたいのか」です。
その言語を学びたい理由が、ただ学びたいから、ただ新しい知識を身につけたいから、もしくは、本や映画を見たいから、資格の試験などに必要だからなど、「自分が自分のために使う」タイプの理由であれば、「ただ学ぶ」だけで十分でしょう。
しかしもしその言語を話す人とコミュニケーションが取りたい、その言語しか話せない地域で暮らしたいなどの理由であった場合、自分に合う合わないだけでなく、もっと気をつけた方が良いことがあるかもしれません。
その言語を使ってコミュニケーションが取りたいと思う時、重要なのは「言語を使うこと」以上に「コミュニケーションをとること」のはずです。
どれだけ完璧に文法を理解して、全ての単語を覚えたとしても、その言語を使って誰かと話すことができなければ、目的は達成されません。
逆に、少ない単語だけしか覚えていなかったとしても、それで誰かとコミュニケーションが取れれば、目的の第一歩は達成されているのです。
他の人から見た時、前者の方が「その言語を話せる人」と評価されるかもしれません。
しかし目的を果たしているのは後者です。
勉強法はさまざまあり、目的もさまざまあります。
どれが正解かは自分にしかわからないものでしょう。
スキルもツールも、目的を達成するために必要なものであり、それ自体がゴールではないことがほとんどです。
その点を意識してみると、より効率的に目的へと向かうことができそうです。
