みなさまごきげんよう
七海です🏝
新しい環境に身を置くことになった方は少し離れてきた頃でしょうか。
何も変わらないと思う日常も実は変化に富んでいるのですが、
なかなかそうは感じられないものでもあります。
新しい何かを感じることは、若さを維持する効果があります。
いつもとの違いを楽しんでいけるといいですね。
2023年4月20日13:12に牡羊座の新月です
牡羊座ギリギリのタイミングで、2023年2回目の牡羊座の新月です。
牡羊座の学びが完了する直前ですので、牡羊座の本質が見えやすいタイミングかもしれません。
また、ほんの少しかけるだけですが、金環皆既日食でもあります。
今このタイミングとともに、半年後のことにも思いを馳せておくと良いかもしれません。
「私」とは何か
牡羊座のテーマは「I am」。私は私であるし、これが私である、みたいな感覚。
ですがこの「私」という概念は、とても曖昧なものです。
自分自身は自分はこういう人間だ、と思っていても、
それが周りの人と一致しないなんてことはよくありますし、
周りの人たちでも、意見は一致しないものでしょう。
占星術は「この生まれの人はこういう特質を持っています」と教えてくれるツールではありますが、
その特質の発現の仕方にもやはり個性はあって、
絶対にこうだ、というものではありません。
自分とは何か、探求すればするほど新しい発見があり、
自分自身のことなのに、なかなか掴めないものです。
そんな自分とは何か。
自分の思うすべてが自分であり、
周りの人の意見も星のめぐりもすべて、自分自身を表しています。
「私」の概念に合わせた「私」になっている
そんな曖昧な「私」の感覚は、今の生活の基盤であり、自分の行動の指針であり、
自分を縛る制限でもあります。
今いる場所、今持っているもの、今やっていることはすべて、
「今の私」が自分にぴったりだと選んでいるものです。
こんなものは嫌だと思っていたとしても、
何かしらの条件が「今の私にあっている」と判断したものです。
こんなものは望んでいないと思っていたとしても、
自分が「私」だと認識しているものは、どこかが一致していると認識しているのです。
曖昧な「私」という概念は、様々な形で「今の私」を作り上げていきます。
でも曖昧なんです。
私が「自分はこんな人間だ」と思っているだけだし、
誰かが「あなたはこんな人間だ」と言っているだけだし、
なんなら真逆の「あなたはこんな人間だ」と言っている人もいるのに、
自分自身がなぜか、誰かの「あなたはこんな人間だ」を採用して作っているんです。
日々世界は変化していますが、全然変わらないと感じるのは、
「今の自分」を維持するために、ちょっとずつバランスをとって、
自分自身が「変化した」と認識しないように目をそらしながら過ごしているからかもしれません。
曖昧な「私」という概念はいつでも変えられる
「今の私」は、過去のタイミングで自分が「私」と認識したもので作られています。
これはつまり、今の私が「私」と認識しているもので、未来も作られるということです。
過去・現在・未来、刹那の瞬間でつながっているこの感覚が、
「今の私にちょうど良いもの」を判断して、「私の現実」を作っています。
現実なんて、曖昧な概念から作られた曖昧なものだ、ということです。
「私」は今、今の私にちょうど良いと自分が判断したものの中にいます。
でもその私の判断は、基準も何もかもが曖昧なのです。
現状に疑問や違和感があるのは、
どこかにズレがあるからかもしれません。
本当の私はそうじゃないと、自分の内側からの合図が来ているのかもしれません。
私が今の私だと思っているものは、とても曖昧なもので作られています。
変えようと思えばいつでも変えられるのです。
自分自身の持っている「私」の概念を変えればいいだけなのです。
半年後は何をしているか
今回の新月は、日食でもあります。
日食・月食のタイミングで意図したことは、次の日食・月食の際に顕現すると言われています。
このタイミングで自分の中の「私」の概念を変え始めれば、
次の日食・月食の際には、そうなっていられるかもしれません。
ちなみに、次の日食・月食は、10月15日(日本では観測できない金環日食)、
10月29日の部分月食ですので、
約半年後、自分がどうなっていたいのか、今意図しておくといいでしょう。
今が嫌だから変えようとは思っていなくても、
もっとこうなったらいいなとか、自分はもっとこうなれるはずみたいな感覚を見つけ出して、
書き出したり、考えたりしてみてください。
半年後には「そうなっている」と考えて、意図し続けてみてください。
いつも何も変わらないと思っていたとしても、
半年後、今とは全く違う世界を楽しんでいられるかもしれません。
***ということでおしらせです***
新しい「私」にぴったりの場所はどこでしょう。
行ってみることで気づくこともあるかもしれません。
なんでもできる、何にでもなれるとしたら、どこにいて何をしたいですか?
半年後の自分のために、ぜひ今から動き出しましょう。