2023年蟹座の新月のエネルギー予報

みなさまごきげんよう。
七海です🌊

とても暑く、また急な雷や大雨などが続くこの頃。
冷たいものが美味しい。

「普通」の生活って、実はとてもありがたいことなのだと気付けるタイミングになりそうです。

2023年7月18日3:32蟹座の新月です

この新月のタイミングは、「繊細さ」というイメージが湧いてきています。

繊細さの中でも、「子供の心」を表すような、
無垢で純真な感じの繊細さです。

小間物細工そのものの繊細さというより、
その繊細なものを扱う繊細さ、みたいなイメージです。

なんの駆け引きも計算もない子供の心って、
大人になってももちろん持っているのですが、
大人として暮らしながらそれを認識するのはなかなか難しいものだったりします。

でもそれを理解することは、自分自身を理解することであり、
自分の人生の基盤ともなることなのです。

自愛とは、自分のことを大切にすること。
やりたいこと、好きなことを楽しんで、
休みたいときは休んで、
やりたくないことはやらない。
そんな「自分を最優先にした選択」をすることです。

自分が本当は何を感じ、何を考えているかを理解して、
それをそのままでよいと受容することです。

そんなこと言っても、やらなくてはならないことはあるし、
やってはダメなこともあるし、自分の好きなことばかりを優先することはできない、
そんなことを思う人もいるかもしれません。

実はこれ、少し順番が違っているんです。
自分がやりたいこと、好きなことをやって満足してからなら、
今やりたくないと思っていることの大半は、まあやってもいいかな、くらいにはなります。

やりたいこと、好きなことを我慢しているから、
本来ならどっちでもいい、何とも思わないような
単に「やらないこといけないこと」を「嫌なことだ」と感じてしまうんです。

しかし、小さい頃から「やらなくてはいけないこと」を先にやることを
学んでいる現代の人たちは、
やらなくてはいけないことがある＝やりたいことを我慢することと学習しています。
長年かけて学習してきていることなので、
学習したことすら忘れて、それが当然のことだとすら思っています。

やりたいことより先に、やるべきことをやらなくてはならない。

この考えは、人生を良い方向へと導いてくれることも多くあります。
しかしもし今、何か違うと感じることがあるのなら、
この考えを一旦見直してみるのもいいかもしれません。

たまには、明日でもいいことは明日にして、
今日、今この瞬間は、今一番やりたいことをやる。
その感覚を積み重ねていくことが、
自分を大切にすることなのです。

蟹座は、家族やご先祖さま、家そのものなどを表しますが、
これらは人生の基盤となり、自分を支えてくれるものです。

子供の頃、周りの大人とどんな関わりを持っていたでしょうか。
そのころの大人との関わりが、自分の内側の「愛の基盤」を作っています。
この「愛の基盤」は、人や社会との関わりの基盤です。

子供の頃、楽しいこと、嬉しいことはもちろんたくさんあったでしょう。

一方で、話を聞いてもらえなかったり、構ってもらえなかったり、
ほしいものを与えてもらえなかったり、静かにしなさいと怒られたり、
悲しい気持ちになったことがある人は多いことでしょう。

それってある種仕方がないことではあります。
子供の頃にそういった悲しい気持ちを一切感じないでいるってことだけが
いいわけではありません。
全ての感情は、成長するためには必要なステップではあるんです。

結果「我慢をしなくてはいけない」とか「我慢することがいいことだ」と
学んでしまっているケースがとても多くあります。

大人になった今でも、自分の内なる子供に対して、
自分自身がその「悲しい思い」を未だにさせているのです。

今の人生が最高に良い状態なら何も問題はありません。
しかし、やりたくないことをずっとやり続けないといけないと思っているとか、
嫌なことばかりが続いていると感じるなら、
それは、自分の内側にいる子供からのサインかもしれません。

自分の内側にいる、繊細な心を持った小さな子供は、
自分が大人になってからも、ずーっと我慢ながら悲しい思いをしているかもしれません。
それに気づいたら、たまにはその子を優先してあげてください。

少しずつでも自分自身に意識を向けることで、
外の世界の状況にも変化が起こっていくことでしょう。

自分の世界の中心は自分で、
自分以外の人の世界は、それぞれの人が中心です。

自分の人生なのに自分以外の人や事象を中心にしていませんか？

自分を大切にし、自分を愛していくことで、
自分の世界を発展させていく、
そんな新月になりそうです。